建築業とソフトウェア開発業

建築業界とソフトウェア業界はよく比較される。
建築の信頼性は高くどんな形の建物も短い期間で高い品質で作ることが
可能。コストオーバーのリスクも少ない。
一方ソフトウェア開発は、失敗プロジェクトがなんと多いことか。
プロジェクト毎に異なるやり方、次々に登場する新技術の習得など
1つのソフトウェアを作り上げるための要素は複雑でかつ変化も速い。

そもそもこの2つの業界の比較に意味はあるのだろうか。
建築業がソフトウェア開発と同じ要素を根本的に含んでいて、
なおかつ建築業が進化した形であるならば、ソフトウェア業界は
それを分析し取り込むことで自分の進化を早めることができるだろう。

もし、全く別のものというのであればその根拠が知りたい。

アーキテクチャ
個別の技術が疎に結合し、それぞれが進化しても互いの組み合わせで
全体を形作ることができるのか。

・ビジネス、経済的要素
建築市場はそもそも減価割れしないような市場の作りなのか?

・人間、役割
個別の技術を極めた職人と、全体を把握する管理者の境目が明確?
ソフトウェア業界は、アーキテクトが設計からプログラミングまで
全部やらなくてはならない。

ますは、建築業についていろいろ調べてみたい。