権限委譲

周囲への配慮ができない人はそもそも自分の作業で手一杯になるだろうが、
細部まで見えてしまう人は、全てを把握したくなって手一杯になる危険性がある。
特に、自分が優秀であると認識し、かつ競争意識の高い人間はそうであろう。

本当に優れた人であれば、権限委譲をすることで細かい作業を自分から取り除き、
全体の方向性や戦略をつくることに時間を割くことができる。
また、細部の把握は権限委譲したものからの報告を効果的に受けることで
短時間で見て取ることができる。